長年続けてきた仕事で自分は慣れていると思っていても仕事の疲れを感じることがあります。また自分が好きなことを仕事にしていても、疲れを感じることがあるでしょう。その疲れというのは、その日一日一生懸命働いたときの肉体的な疲労とは少し異なるものです。

仕事に慣れていても、仕事上でうまくいかなかったことや些細なミスがあると、落胆することもあるでしょう。その時には気にしなくても、徐々にそれが蓄積すると精神的な落ち込みにつながります。そして次こそはという思いが強くなるほど、仕事の後の疲れが増していく傾向にあるのです。

また自分が好きなことを仕事にしている場合でも、やはり仕事へのプレッシャーはありますし、必ずしも仕事がうまくいくとは限りません。うまくいかなかった落胆が仕事疲れを引き起こすこともあるのです。

仕事というのは、自分が果たすべき役割があり、それには責任も伴います。そのため、どんな時でも多少の緊張感があるし、プレッシャーを感じるのです。たとえ、自分は今仕事が楽しいし、責任ある仕事を任されているからやりがいもあると感じていても、日々の仕事をする中で、自然とストレスは積み重なり、疲労は蓄積していきます。

それにうまく対処できれば良いですが、時には、その疲労の蓄積が強い倦怠感をもたらし、朝起きれないほどの影響をもたらすこともあります。仕事の疲れの原因はいろいろありますが、その疲れが蓄積しないよう対処すること、日々疲れが浅いうちに対処できるようにすることが重要です。